雪月占花_心々の『楽書記』

地球の不可思議を楽しみゆるく暮らすためのメモ

即、理解・実行・改善「「7つのドラゴン」が教えるあなたの性格」

本日のおススメ『楽書記』はスピリチュアル本

「「7つのドラゴン」が教えるあなたの性格」のご紹介。

 

占いと言うより「自己啓発本」

7つのドラゴンのそれぞれが指すモノ

「瞑想」と「注意力」最強説(ページ抜粋)

「短気ドラゴン」特徴他(ページ抜粋)

「短気ドラゴン」と認定されての感想

 

ドラゴンボールのせいなのか小さな頃から「龍」に滅法弱い、ため、タイトルだけで購入したホゼ・スティーヴンスの「「7つのドラゴン」が教えるあなたの性格」。 久しぶりにああだこうだ調べずポチる、ので前のめりに読み始めた訳ではないけれど、心理学とスピリチュアルと占術の混ぜ具合が丁度良いので、あっという間に読み終わった。それぞれの入り口として丁度良いし、所謂、自己啓発本という印象が一番近い、なので「スピリチュアル?何それ?霊感商法?気持ち悪い」的な抵抗があったり興味がない人でもいつの間にか読めちゃうような、誰もが解りやすい言葉で説明されている、丁度良い加減の本。

 

ちなみに、7つのドラゴンと言うのはコレが突出すると扱いにくい人間まっしぐらの7タイプのことで=傲慢、自己嫌悪、短気、被害者意識、欲張り、破滅型、頑固の事を指す。あくまで制御できない性質=龍に例えてる。ちなみに龍的要素はそこだけで、龍という象徴の引きの強さを頂いただけでは?な感じ。しかもこのカテゴリーだけ見るとよくある普通の心理学的印象を受けるし、誰もが全要素多かれ少なかれ入ってるだろう!とも思う。そんな若干ヤジりながら読み始めた訳だけど、あっという間に納得させられた。とくにそれぞれのタイプごとに提案される「対策」が具体的で、すぐに試せるのが良い感じ。

 

この本が最も伝えたいと思われる「瞑想」と「注意力」最強説のページ抜粋。

すべてのドラゴンにきく強力な武器が二つあります。それは「瞑想」と「注意力」です。この二つを身につけると「生命力の四つの柱」と呼ばれるものに近づくことができます。生命力の四つの柱とは、「真の仕事」「真の遊び」「真の学び」「真の休息」です。あなたが、この四つの柱の間隔のバランスがよくとれるようになれば、強力なバイタリティーを持つことができ、ドラゴンは耐えられなくなります。

 

と、すべてのタイプに使える対策として「瞑想」と「注意力」をあげていて、性格のベースに散漫さを持っている私にはハードルが高いわと読んでる間中クレーム。遊びと休みは恐ろしいくらい重要で、そう感じながら行動してるトコロからしか学びも仕事も生まれてこない仕組み。まぁそうなんだろうな、笑。なんならそろそろ、「遊び」とか「仕事」とかこんなカテゴリー分けも消えて「真の楽しい」感覚だけで豊かになれないものか。いや実際はなってるんだよな、無理して何かをしている時って「それなり」の豊かさしか実ってないから。

私があてはまるタイプとして算出された「短気ドラゴン」より、響いたページを抜粋。こうやって、タイプを分ける感じは占いっぽい。

 

・いつも急いでいて待つことが我慢できず、すぐイライラしたり人ののろさが許せないなどの不寛容なところがあり、常に先を見ているため今に対して注意力が散漫になる。

・時間を浪費することがもっとも耐えられないためスケジュールを詰め込み忙しくし時間の奴隷となっている事が多い。そのため意図的に何もしない時間を持ち自分を見つめ現在の自分に戻り「現在にただいる」事をゴールとし時間から自由になる。

・何かをする時ラジオやテレビをつけながら行ったりと雑音を好むので、まず外的要素を静かにし心に湧き上がる声を鎮め、すべての行動を中止して「今ここにいる」事だけに集中する。

・現在進行の会話よりも次々に入ってくるテレビなどの情報を今より重要視してしまうため、まずテレビや携帯から離れて過ごしてみる。

・せっかちな行動をとったり同時に二つのことを行ったりと、時に危険で怪我の多い人生となりやすい。つねにゆっくりと動くことを意識し相手の言葉を遮らないよう聞く会話を心がける。

・周りの状況や自分に注意が向いておらず「今ここにいないため」パワーが生まれず今の状況を良い方向へ変える事ができない。今自分の体はどこにいるか、手は何をしているか、心は何を考えているか、などに気が付けるようまずは自分を客観的に観察し「気付いている状態」にする。

・宇宙船では時間はゆっくり動き地球に近づくにつれ早くなるように時間は実態のない相対的なもので自分の人生を左右するものではなく、また人の意識によって意図的に変化できるものであることを知る。

 

むしろ「ながら行動」しかしたことない、どうすんのこれ。そもそも二つくらい同時に処理できないなんて、どんなショボスペックかよ自分と、思ってしまうから二つ三つ自らすすんで並行させてました、反省。相手の言葉も出来るだけ早く理解して応えて終わらせた方がお互いのためだろうと思うので、割と未来に集中して応える始末。ただパワーは分散されてしまう自覚はある、自分の能力を全部使いたい時は当たり前ながら一つの動きに絞るべき、分散された分量くらいで丁度良きと思っている時は同時進行でいんじゃないのかと思ってる、笑。でも普段から一点に今に瞬間に集中していないと、イザという時にも出来ない。せっかくこの本に出会ったのだから、ながらを減らしてみよう(無くすとは言えない……)。

 

救いは、自分で自分の行動を観察するのは好き。自分のミニ分身を左斜め上に置いて実況させておく。これをやっておくと結果が出た時に、その原因を探りやすい&気付きやすい。起こっている状況の原因が分かれば気づけば、とくに行動しなくてもその状況が問題が解けていく。そこはとても良い宇宙法則だなぁと常々思う。

 

意識によって時間の長さは本当に変わる。単純な例として、格別やりたいと思っていないことをやっている時は、早く時間が過ぎればよいと思っているので時間が長く感じ、のんびりゆったり楽しく過ごしているとこの時間が長く続けばよいと思っているので時間が短く感じる。どちらも当たり前ながら質量としては同じで、違いは私の意識的感覚だけ。心の奥でこの人生を早く終わらせたいと考えているとしたら、ひたすら楽しむしかない。そうしたら人生が短めに感じられるかも。