雪月占花_心々の『楽書記』

地球の不可思議を楽しみゆるく暮らすためのメモ

1987出版「バシャール」の次に「バシャール ゴールド」を読んだ結果

バシャールゴールド

本日の『楽書記』はスピリチュアル本

「バシャール ゴールド」をご紹介。

バシャールってどちら様?

数あるバシャールはどれを読むのが正解か

とか言いながら、2冊で満腹になりました

結局、バシャールの最も言いたいコトは

感想と日本でスピ本が必要ないと思う理由

 

よく目に耳にするので、読めと言う事ですかと思って読んだ「バシャール」ダリル・アンカ。でも、バシャールチームは広報活動が上手なので、スピ系本を探す度に目に入るだけの説も外せない、笑。ってのは、どうでもよくてこれは所謂、チャネリングもの。日本的に言えば、イタコもの。地球好きのオリオン座近くの惑星エササニ星人であるバシャールが、自身の転生の一人であるダリル氏の肉体を借りて講演した内容(地球人への応援)が記載されている。

 

バシャールは数多く出版されているので、どれを読めばいいのやらと思い、まず1987年出版された方の「バシャール」を読み、その後ゴールドと言う単語に釣られてもう一冊「バシャール ゴールド」を読んでみた。が、こちらは「バシャール」を受験用の単語帳的にまとめ直した感じで、バシャールのお話やイメージワークをベースに、講話後の参加者との質疑応答や、ニュートラル・パラドックスなどのキーワードを解説したり、バシャールと出会った人達のコラムでまとめられている。なので、中身云々ではなく、どちらが読みやすいかということに尽きる。

 

さっさと結果を報告しますと、バシャールは2冊で満腹になり他を確認しておりません!そんな状態で書くのは気が引けますが、1987年出版の「バシャール」を読めば充分では?と思う。しかしいつの間にやら、2017年版「バシャール」もお高くなっているので、そこまで支払って読むほどだろうか?と思ったり。本当にメジャー本なので図書館で探してみるのもアリ、私の使っている所にはありました。

 

最も言いたい事はゴールドでも変わらず「人生の目的は自分が一番ワクワク(エササニには言語がない。そりゃそうだ、言葉は最下層の存在が使う道具だし、尚、ワクワクは英語でexciteになってた)することを実際に行動すること」。なので「バシャール ゴールド」からはとくに引っ張りたいフレーズがなかったので「バシャール」からの引用を掲載。バシャールの良いところは、難しい表現がないところ!

 

あなた方の星の中に犯罪というのがあるのは、自分の中にある力というものを自分で信じていないからです。自分の創造性というものを信じていない、知らないからです。自分自身の中に力がないと思っているので、自分のまわりをコントロールすることによって、自分が救われると思っているのです。でも本当は自分の中をコントロールすることによって、本当の幸せがくるのです。─ 124ページ

 

多くの場合、「恐れ」から、「疑惑」から、そして「罪悪感」からあなた方は選択します。その結果、自分の人生の中に、自分が選びたくないものを引き寄せてしまっています。─ 165ページ

 

自分のなりたくない人間を自分の前に見て、その人を裁くことによってあなたはただ単に、なりたくないもののイメージをあなたの中で強化しているだけです。そして自分のなかの否定的なエネルギーを強めているだけです。─ 177ページ

 

とは言え、この本に限らずわざわざ所謂「スピリチュアル本」を読む必要があるかなぁと読み終わる度思う、そう思いつつももうカレコレ30年ちかく読んでいる。正直、「ドラゴンボール」や「ワンピース」や「NARUTO」に出遭っていれば、如何に「ワクワク」が重要かは充分に説かれている。決して不安や焦りを原動力にしないこと、つねに自分の心の動きに注視してソレと行動をシンプルに紐づけすること。

 

日本で育つと手塚治虫にしろ鳥山明にしろ宮崎駿にしろ、この種の精神思考を最高の「エンタメ作品」として巧く丁寧に解りやすく落とし込まれているので、わざわざ本を読む必要が出てこない。この国では宇宙の真理を知らず知らずのうちに幼い頃にゲットしているという恵まれた環境が整備されている。そこは本当に有難いけれど、ネタは多い方が良いのでこれからも平衡して読み続ける所存。