雪月占花_心々の『楽書記』

地球の不可思議を楽しみゆるく暮らすためのメモ

「輪廻転生をくり返す偉人たち」の原稿本では?な「ライオンの隠れ家」を読んだ

ライオンの隠れ家―異星人だった歴史上の偉人たち

本日の『楽書記』はスピリチュアル本

「ライオンの隠れ家」のご紹介。

同作者本「輪廻転生を~」との違いと結論

この本が最も伝えたいこと(ページ抜粋)

結局「輪廻転生~」からページ抜粋

 

著者はジョージ・ハント・ウィリアムソン。キリスト学者、人類学者、考古学者、その他諸々学者な彼(1926年生まれ1986年没)が書いた2007年発売「輪廻転生をくり返す偉人たち」の元原稿的な本。ややこしいが、この1999年発売「ライオンの隠れ家」を読みやすくしタイトルを見てすぐスピリチュアル系の本だと分かるように変更して発売されたのが「輪廻転生をくり返す偉人たち」と言った感じ。つまり、どちらか一冊読めばいい。こうなってくると、どちらの方が読みやすいと感じるかだけれど、どちらもそこそこ読みにくい感がある。けれど、ページ抜粋したくなるのは「輪廻転生をくり返す偉人たち」なので、上手くまとめ直されていると言うコトなのかな。

 

それはさておき早々に結論を申し上げますと、「輪廻転生をくり返す偉人たち」同様……この本が最も伝えたいことは、これ ↓ に尽きる。「ライオンの隠れ家」よりページ抜粋。

もともとは地球のものでない一団の魂が、地球人類の獣性から神性への苦闘の旅を支援すべく、ここにやって来たこと、および、それらの魂が、その目的を果たすために、以後、地球上で何度も転生をくり返してきた、ということを明らかにすることである。─ 61ページ

 

と言うわけで、あとはのんびり「輪廻転生をくりかえす偉人たち」から、まぁいっか的に残さなかったところをコツコツページ抜粋。してみてしまうくらいには、同じ内容が書かれている。どちらか一冊を読めば充分なのは間違いないけれど、どちらか一冊は読んでみて損ナシなのも間違いない。「輪廻転生をくりかえす偉人たち」を読んですぐ、著者の別作品を読みたくさせられたのも事実。

 

 

ダビデは姦淫と実質的な殺人の罪を犯してしまった。彼はひどく後悔した。神は彼を許したが、同時に、「剣がいつまでもあなたの家から離れないだろう」という恐ろしい宣告をした(サムエル記下12章)。
ダビデはまさに、自分が蒔いたもの、いや、それ以上のものを刈り取ることになった。それは、長く、厳しく、つらい収穫だった。彼の娘タマルは、兄のアムノンに強姦された。そしてそのアムノンは、やはりダビデの子であり自分の弟であるアブサロムに殺された。さらに、アブサロムは父ダビデに対する反乱を指揮し、その戦いの中で殺された。ダビデの妻たちは公衆の面前で強姦された。かくして彼の晩年は、とどまることのない苦悩で埋められた。─ 65ページ

 

ダビデが死の床についていたとき、アーモス一世もまた、ある種の発作に突然見舞われ死の淵にあった。そして、ダビデはそのまま亡くなったが、ファラオは回復した。しかしながら、その全エジプトの王は、その病気を境に全く別の人間に変わってしまった。彼はもはやそれまでの人間ではなく、新しい人間になっていたのである!
そこで起こったことは、人間が死後速やかに地球上で肉体を手にする必要があるとき、しかも、子供時代をのんびりと過ごす時間的余裕がないときにのみ発生することだった。言い換えるなら、次の生涯を地球上で過ごす必要があり、その生涯における目的を果たすためには、いきなり大人の肉体を手にする必要がある、というときにのみである。
ダビデが亡くなった瞬間、病気で寝込んでいたエジプトのファラオの肉体から魂が離れ、そのあとにダビデの魂が入り込んだ。結局、ダビデは、死後速やかに、その「大人の肉体」の中に転生したのである!─ 70ページ

 

アトン信者たちは、「人類は、神とのコミュニケーションを祭司に依頼する必要など全くない。なぜならば、神は一つであるとともに、すべての人間の神であり、それぞれの人間が、それぞれに、神とじかに接触することができるからだ」ということを、この世界に語りかけた。─ 150ページ

 

かつて火星と木星の間にルシファーと呼ばれた惑星があった。その惑星はアモン(偽の神)崇拝者たちによって統治されていた。そのネガティブな勢力が、その惑星を完全に支配していた。そして「出」エジプトの直前、その勢力は、自分たちが悪用した熱核反応のパワーにより、自分たち自身とその惑星を一挙に破壊するに至った。
ルシファーは、我々の太陽系内では、そのような経緯で崩壊した唯一の天体である。しかしこの宇宙には、居住者たちの邪悪さと強欲がもとで崩壊の運命をたどった惑星が、いくつもある!─ 179ページ

 

イタリアのトリノ大聖堂に、聖骸布と呼ばれる布がある。その布は、アリマタヤのヨセフがイエスの遺体を包むのに用いた「きれいな亜麻布」だと言われてきたが、本当のところはどうなのだろうか。
間違いなくそうである!
その布には、イエスの全身像が鮮明に転写されているのみならず、彼の本物の血が染み込んでもいる。そしてもちろん、槍で突かれた脇腹や釘を刺された手首や足の傷跡、さらには、磔直前に受けたと思われる、さまざまな虐待の跡も鮮明に見て取れる。─ 273ページ

 

と言う訳で「輪廻転生をくり返す偉人たち」or「ライオンの隠れ家」のいずれかを読めば事足りましたという結論。そしてこちらが、「輪廻転生をくり返す偉人たち」の記事。